シン・情報 新製品・新サービス情報など

一般向け製品やサービスを扱う企業等が発信している情報、IT関連の情報等をお届けします

シン・情報 内のリンクには広告へと案内するものがあることをご承知ください。

自治体向けサービスを展開するジチタイワークスのサーバーから、20,912人の個人情報漏えい

 事案の発生 
■被害企業(被害サイト運営は子会社のジチタイワークス)

サーバー設置先: GMO Internet (JP) 、サーバー証明書: GlobalSign GCC R3 DV TLS CA 2020 (BE) DV証明書
 

■被害サイト

サーバー設置先: XSERVER (JP) 、サーバー証明書: Let's Encrypt - R3 (US) DV証明書

 

■被害サイト

サーバー設置先: Amazon - Asia Pacific (Tokyo) datacenter (JP) 、サーバー証明書: Let's Encrypt - R3 (US) DV証明書

 

■被害サイト

サーバー設置先: XSERVER (JP) 、サーバー証明書: Let's Encrypt - R3 (US) DV証明書

 

 

 事案の概要 

10月23日18時頃、「ジチタイワークスWEB」のサーバーが不正アクセスされ、サーバー内のデーターが削除されてWebサイトが閲覧できなくなり、それぞれ別のサーバーで運用している「ジチタイワークスHAxSH(ハッシュ)」、「ジチタイワークス無料名刺」についても、同時にWebサイトが閲覧できない状況になった事案。

 

 影響範囲 

ジチタイワークス会員登録、ジチタイワークスHAxSH(ハッシュ)で取得した個人情報20,912人分のデーターを含むデーターベースを保存中のサーバー不正アクセスされ、データーを削除されました。

 

各Webサイトは利用不能となりましたが、10月24日から11月1日にかけて、順次復旧しています。

 

3つのサーバーがほぼ同時に不正アクセスされていて、いずれも「本件同様の不正アクセスは発生しない環境にした上で復旧」とされています。詳細は報告されていませんが、共通する脆弱性があったものと考えられます。
 

なお、「ジチタイワークス」は2017年12月に創刊され、全国1,788自治体のすべての課に年6回、約11.5万部が無料配布されている紙媒体の行政マガジンで、そのWEB版が「ジチタイワークスWEB」です。

 

 

本事案についての詳細は、ホープが発行した次のリリースに掲載されています。

 

 

※過去のセキュリティ事案の一覧は下記に掲載し、随時更新しています。